貴様の背後に恐怖は集う

怖くてたまらない
恐くてたまらない
あの怪物が
あの恐怖が
奴の足音が
奴の呼吸が
目前に迫る
かつての友人達は
かつての仲間達は
ほとんどが奴に食われ
今では残りは半数にも満たない
奴は強大で
奴は絶対で
奴を相手にするのは
空と星の大きさをを比べるくらい途方がなく
月と太陽に許しを乞う様なものだ
奴に襲われて何かが変わるのか
それ以前に何があるのか
まるで分からない自分が
まるで手の出ない現状が
怖くてたまらない
恐くてたまらない
今、何が出来るだろうか
今、何をすべきだろうか
奴を、三十路を前にして。(ケンカ売ってる!?