双方“素”です

某月某日
営業の一人が普段ほとんど連絡がつかない。あまりの連絡つかないッぷりが問題に。そんな設定で一幕。

会議室にて営業が椅子に座っている。
舞台上手よりへすち登場。
へすち、営業の正面の椅子に腰かける

オレ「で、何で連絡つかないの?」
営業「へっちーさんイヤネ?この携帯壊れててさー全然音鳴らないんだよ」
オレ「へーそりゃツラいなあ〜」
営業「へっちーさんチョットこれ直してよ(携帯渡す)」
オレ「ハイ(マナーモード解除して返す)」
営業「どれどれ、今チョット個人用携帯でかけてみるわ」

〜♪

営業「お!直ってる!流石へっちーさん!」
オレ「そりゃどーも」
営業「イヤーなおって良かった……(携帯調べる)……あ!着信履歴が!」
オレ「ありますか」
営業「誰からだろうこの番号(電話かける)」

ブルブルブル〜

オレ「個人用携帯なってますよ?」
営業「あー気にしないで、どうせメールだから」

ブルブルブル〜


営業「ちきしょー出やがらねーな」

へすち、営業の持っていた個人用携帯を手に取る。

オレ「もしもし」
営業「もしもし」
オレ「ハイハイ」
営業「アンタ誰?」
オレ「へっちーですが?」
営業「え?」
オレ「へっちーですが?」
営業「いやチョットからかわないでヨ、へっちーさん!」
オレ「オレですか!?」

まったく楽しい人だ。