A「えーっと今日は……」
B「俺がマスターの番なんだよねー」
C「おまえか」
A「じゃ、ちゃっちゃとはじめよーか」
B「ごめん、先に謝っとくけど、今回のシナリオダンジョンものでかなり狭いんだよ」
C「あー四畳半ダンジョンってやつか」
A「まー別に四畳半ダンジョン=駄目シナリオってわけじゃないからいいんでない?」



マスター「迷宮の扉を開けると、君たちは部屋に入っているのに気づく、とりあえず土足厳禁だ、ここではきものをおぬぎください」
冒険者A「マジで四畳半の間取りかよ!」
冒険者B「とりあえず家捜しします」
冒険者A「もうダンジョンじゃなくシティアドベンチャーだな、シーフ系の」
マスター「じゃあ、押入れで君たちはとあるものを見つける」
冒険者A「パンツ栽培のキノコとかいわねーだろーな?」
マスター「いや、一枚の女性の似顔絵だ」
冒険者A「え?」
冒険者B「もちょっとよく調べよう、作者とかわかるかも」
マスター「じゃあ感知力チェックに成功した人は、これが24色のクレパスを使った物だってわかる」
冒険者B「捨ててなかったんだ!」
冒険者A「‥‥えーと一応念のため、窓を開けて外を見て見ます」
マスター「窓の下には神田川が流れている」
冒険者A「四畳半って四畳半フォークかよ!
冒険者B「あの歌は三畳だけどね」
マスター「感知力ロールして?成功した人は?」
冒険者A「ハイ」
冒険者B「‥‥クリティカルで‥‥」
マスター「川面を見ると燈籠流しが行われている、クリティカルの人はおめでとうレコードも一緒に流れてきた」
冒険者A「だから何!?」
マスター「とそこで注意力チェックだ、失敗すると罠にかかるよ」
冒険者A「成功」
冒険者B「大失敗」
マスター「成功した人は所持品の異変に気づく」
冒険者A「え、何?」
マスター「バックパックの中の小さな石鹸がカタカタ鳴った
冒険者A「もってねえよ!!」
冒険者B「大変だA! トラップ発動で僕の髪が肩まで伸びた!!
マスター「まずいぞ、結婚フラグがたった!」
冒険者A「黙れ!!」