きりーつ、れー

「こんばんわー」

ウム、こんばんは諸君!
最近暑い日が続くよねー、そこで先生は炒め物でも作ろうかと、モヤシを買って来たんだが、恐ろしい事に料理を始める段になってフライパンが無い事に気付いたんだ。
そこで粋な男の創作料理の出番だ。

1、適量のモヤシを洗ってボウルに入れる
2、塩胡椒がないので適当に醤油で味付け
3、冷蔵庫にとろけるチーズがあったので適当にのせる
4、電子レンジで適当に加熱

ハイ出来上がり。

「先生!醤油ととろけるチーズの相性が壊滅的です!」
「先生!モヤシがシャキシャキ通り越して殆ど生です!」
「先生!料理中叫んでたスティーブって誰だか分かりません!」
「そもそも冒頭の最近暑いからモヤシ炒めへの展開が強引すぎます!」

うん、そうだね。

でも、

相性が壊滅的とか生とかそんなことはどうでもいいんだ。

食べるんだ。

餓えたくなければ食べるんだ。

「そこまで切羽詰まってないだろお前!」
「つーか、すっげー味無いんですけど、コレ」
「生モヤシの歯ごたえしかないね」

味?アハハハハハ
味なら立派に付いてるじゃないか。


……松本零士風味

「エセ貧乏浸ってんじゃねえよバカヤロウ!」
「つーか松本零士じゃないだろうコレ」

こなくそコロス〜!

「黙れ!」
(挨拶)