読んだよ

マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫)

アタシ嫌いなんですよ、生理的に。気の知れた仲間がいるから、その中の誰かは笑ってくれるだろうって安心感の中で喋る奴、そういう雰囲気の中でしかハシャげない奴！

　木地雅映子「マイナークラブハウスにようこそ！」読了
　引用はよんでて凄く刺さった台詞から。痛いよ。
　おもしろかったー！　なんか好きなんだよね、青春群像劇って奴？　色んな奴がいてみんなバラバラにベクトル持ってて、そんな中で色々あって、ちっちゃい事件なんだけど、なんかおっきくてって奴。
　凄い頭の悪い言い方すると、萌要素のほとんどないライトノベルって感じで、色んな奴がわっかい世界観とわっかい悩みとわっかい行動原理で動く、そんな彼らの日常がまたわかりやすく引き込む描写で、まあやたらキャラが多くてちょっと混乱しますが、それも魅力。
　全体的に話はまだ始まってない感じだけどタイトルから見ればマイナークラブハウスが主役だからなのかも。
　続編執筆中とのことなのでスゲー期待。

　オススメ